私の場合、両方の卵巣に子宮内膜症のチョコレート嚢胞があり、子宮腺筋症と子宮筋腫の両方が併存しています。


もー、満身創痍の子宮って感じですかね。


癒着もひどいと思われるので、手術の話が出たときに、「開腹手術しかできません。


腹腔鏡は無理です。


摘出は子宮と両方の卵巣全部ということになり、何も残せません。」と言われました。


すんごいショックで、「症状がひどいのは卵巣なのだから、卵巣だけ取って、子宮を残すとかそういう方法はとれないのか?」と質問してみました。


腺筋症はその頃はそんなにひどくなかったし、筋腫もごく小さいものだったので、子宮だけでも残したいと思ったのです。


でも、お医者さんの説明だと、「子宮筋腫と腺筋症があるので、子宮を残すことは無理です。


卵巣を取ってしまうと、女性ホルモンが作られなくなるので、ホルモン補充療法が必要になるかもしれません。


そうなると、筋腫がある人は、この治療ができないんですよ。」 と言われました。


子宮筋腫がある人が、ホルモン補充療法をすると、筋腫がホルモンの刺激で大きくなっていってしまうことがあるので、そうなると、またまた、お腹を開いて筋腫を取り除かなくてはならなくなる、というのです。


そのため、転部摘出するのが一番いいんだとか。


とても受け入れきれなくて、結局あれこれと頑張って、どうにかこうにか、即手術サイズからは縮んでくれています。