若い頃に子宮筋腫の診断を受けましたが、医師から様子をみようと言われその後妊娠、出産も無事に済ませました。子宮筋腫があるからといって腹痛などの症状はなく、ただ生理時の出血量が多いなと感じるぐらいで仕事の忙しさもありそのままずっと長い間処置もせずに過ごしてきました。



数年前から疲れやすいと感じ、定期健康診断の血液検査で鉄欠乏性貧血の指摘をされるようになりました。仕事が忙しいためだろうとあまり真剣に捉えていませんでしたが、近くの病院を受診すると、放っておいた子宮筋腫がこぶし大の大きさになり、子宮を圧迫しているとのことで、これが貧血の原因だと言われました。



筋腫は、それだけでは癌というわけではなく良性のものの多いのですが、私の場合は悪性の可能性を否定しきれない、取って精密検査にかけるまでわからないということで、思い切って切除手術を受けることになりました。



時期は折悪しく年末で、仕事も忙しいときだったのですが、手術前日から約2週間入院しました。検査や入院にかかる費用は別として、手術そのものの費用は約10万円程度でした。切除後、筋腫は良性とわかってほっとしました。術後しばらくは疼痛がありましたが、その後は快調で、何より貧血がなくなり疲れやすさがなくなったことがとても嬉しいです。

 

子宮筋腫はすぐに切除しなくてもいい場合も多いようですが、必ず年に一度は診察を受けて大きくなっていないかなど様子を確認することをお勧めします。