子宮筋腫の原因と症状や改善策・治療方法・食事レシピの体験談・体験記ブログ

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カテゴリ: 子宮筋腫 妊娠中

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私は、妊娠してその定期健診で自分の子宮の中に筋腫があることを知りました。


大きさとしては5センチから6センチのものがひとつ、3センチ程度のものが2つありました。


発覚したのは確か妊娠3か月の時だったと思います。


妊娠に影響があるのかどうか心配でしたが、医師から「出産に影響ある位置ではないので、大丈夫でしょう」と言われ、私はその言葉で安心しきっていました。


そのまま時間は過ぎ、妊娠5カ月に入り、安定期になって安心したのもつかの間、ある日急におなかがズキズキ痛むようになったのです。


病院に電話しましたが、出血していないなら一日様子を見るように言われ、その日は痛みをこらえて眠りについたのですが、夜中あまりの痛さに目が覚めました。


主人にタクシーを呼んでもらい、検診で通っていた病院ではなく、24時間体制の産婦人科のある総合病院に連れて行ってもらったのですが、診察を終えてそのまま入院となってしまったのです。


どうやら私の子宮の中で赤ちゃんに栄養がとられてしまい、筋腫に栄養と酸素が回らなくなってしまったことによる、子宮筋腫の変性だということでした。


入院しても点滴や坐薬の痛み止めで痛みを緩和するほかなく、変性が終了するのを静かに待つということしかできなかったため、痛くなくなるゴールが見えなくて本当につらかったです。


結局痛みのピークは4日ほどで過ぎ去り、一週間後には無事退院しましたが、あの痛みは今でも忘れられません。


確かに出産もものすごく痛かったですが、筋腫の変性の痛みと出産の痛み、もう一度経験するなら私は出産を選びます。



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子宮筋腫はありふれた病気です。病気と書くには語弊があるかもしれません。子宮筋腫のほとんどは体に悪影響を及ぼす事のない良性腫瘍だからです。



異物ができてはいけない場所にできてしまったり、大きくなりすぎて体に負担をかけてしまう筋腫というのは、あまり多くありません。肥大化しないまでも、ごく小さな筋腫の種のようなものは、実はほとんどの女性の子宮にあると言われています。表面化するのは氷山の一角で、子宮筋腫は女性なら誰でも体の中に持っているものなのです。

 

子宮筋腫に気づくきっかけは様々ですが、妊娠中の検診で見つかる事も多いようです。妊娠すると女性ホルモンの出方が変わり、もともと持っていた筋腫がホルモンの関係で大きくなって、超音波の検査で確認される事は珍しくありません。

 

筋腫を持ったまま出産できるのかと不安を感じるかもしれませんが、妊娠中の筋腫を過度に心配する必要はありません。多くは出産後に収縮し、その後の生活に影響を与えるものではないからです。ただ、筋腫が巨大化して胎児を圧迫したり、母体の健康に影響が出るようなら摘出手術が必要ですが、筋腫があっても普通分娩が可能な場合がほとんどです。



妊娠中は精神的にも不安定になりがちで、更に筋腫があるとなると余計に心配ですが、とにかく母体と胎児の健康を最優先にし、筋腫の事は頭から追い出して、ストレスのない妊娠生活を送るようにしましょう。

 

 
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