私は十年ほど前に卵巣を患い、手術をしました。
その時に主治医から、「子宮筋腫があったのでついでに切除しておきました」と言われて驚きました。
それまで何の自覚症状もなかっただけに、とても意外な感じがしました。
子宮筋腫は、エストロゲンという女性ホルモンの影響でできる良性の腫瘍です。
硬いこぶのようなもので、肉眼では見えないほど小さいものから、数十センチにもなる大きなものまであります。
成人女性の二~三割に見られる症状で、人によっては月経過多や重い生理痛を伴う場合があります。
この月経過多によって、知らないうちに貧血になり、身体に負担がかかるケースも見られるそうです。
あるいは、筋腫が大きくなって骨盤の中の神経や膀胱、直腸などを圧迫することがあります。すると、腰痛や腹痛、便秘、頻尿などの症状が出てしまいます。
これらの症状がひどい場合には、手術や治療を行います。特に症状がないなら、経過観察をしていきます。
私はその手術の後、定期的に検診を受けています。
すると数年前に、また小さな子宮筋腫があることが分かりました。しかし、日常で辛い症状はないので、このまま経過を見ることにしています。
このように、自分が気付かないうちに身体の状況が変化していることがあります。やはり日頃の検診が大切だということを痛感しています。
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自宅で子宮筋腫を治療する方法