子宮筋腫が見つかった場合に、どう対処するかは患者さんの考え次第であるといえます。


必ずしも手術をしなくてはならない、というものではありません。


子宮筋腫のうちで、そのために手術が必要になる人は全体の5%以下であるといわれています。


手術が必要になるのは、薬物療法で症状が改善しない場合や、改善するという見込みが持てない場合、また繰り返し強い貧血になってしまうような場合が挙げられます。


また、これから妊娠を計画している場合には、その時点ではトラブルがないにしても、手術を検討してみるといいでしょう。


妊娠によって分泌されるホルモンの量が増えることによって、筋腫が増大することもありえます。


1年以内に妊娠を希望している場合には、5〜6cm以上の筋腫がある場合には、筋腫の核を取り除く核手術を考えた方がいいでしょう。


手術をしない場合でも、ホルモン療法などの薬物療法を選ぶ場合と、定期的に受診して経過観察だけを続ける方法とがあります。


子宮筋腫は良性の腫瘍であるため、症状や日常生活に対する支障がなければ経過を見つつ、3カ月や半年に1度は定期的な検診を受けるのも選択の一つです。


人によって違いはありますが、平均して50歳を過ぎて閉経すれば、筋腫は小さくなります。


なお、子宮筋腫を自宅で治す方法が知りたい方は、こちらのサイトを参考にして下さい。

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手術をせずに自宅で子宮筋腫を治療する方法