子宮筋腫はありふれた病気です。病気と書くには語弊があるかもしれません。子宮筋腫のほとんどは体に悪影響を及ぼす事のない良性腫瘍だからです。



異物ができてはいけない場所にできてしまったり、大きくなりすぎて体に負担をかけてしまう筋腫というのは、あまり多くありません。肥大化しないまでも、ごく小さな筋腫の種のようなものは、実はほとんどの女性の子宮にあると言われています。表面化するのは氷山の一角で、子宮筋腫は女性なら誰でも体の中に持っているものなのです。

 

子宮筋腫に気づくきっかけは様々ですが、妊娠中の検診で見つかる事も多いようです。妊娠すると女性ホルモンの出方が変わり、もともと持っていた筋腫がホルモンの関係で大きくなって、超音波の検査で確認される事は珍しくありません。

 

筋腫を持ったまま出産できるのかと不安を感じるかもしれませんが、妊娠中の筋腫を過度に心配する必要はありません。多くは出産後に収縮し、その後の生活に影響を与えるものではないからです。ただ、筋腫が巨大化して胎児を圧迫したり、母体の健康に影響が出るようなら摘出手術が必要ですが、筋腫があっても普通分娩が可能な場合がほとんどです。



妊娠中は精神的にも不安定になりがちで、更に筋腫があるとなると余計に心配ですが、とにかく母体と胎児の健康を最優先にし、筋腫の事は頭から追い出して、ストレスのない妊娠生活を送るようにしましょう。

 

 
なお、子宮筋腫で悩んでいる人は、こちらのサイトもぜひ参考にしてみて下さい。

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