子宮筋腫の検査について、超音波検査でも実態がわからないことがあり、その際は特別な検査を行います。



MRI(磁気共鳴画像)検査は、人体が磁気に共鳴する反応をもっていることを利用するものであり、人間の身体を断面図で捉え、縦横斜めの様々な方向から身体の映像を映し出すことができます。この検査では超音波検査と比較して鮮明な画像が得られるので、子宮筋腫の位置や大きさ、変性している状態、子宮腺筋症や子宮内腫との区別を行うのに適しています。しかしながら、MRIで子宮内腫と診断して実際に子宮内腫である可能性は半々程度と考えていた方がいいでしょう。

 

他の方法として、ヒステロファイバースコープ(細いもの)もしくはヒステロスコープ(比較的太い)を膣から挿入する子宮鏡検査があります。子宮筋腫の場合は誰にでも必要とされる治療ではなく、粘膜下筋腫の疑いがある人に勧められる検査です。粘膜下筋腫の有無を調べるのに有効であるほか、子宮内膜ポリープや子宮体がんがないかを調べるのにも適しています。

 

子宮鏡検査には、患者さんの身体にとって負担が少ないヒステロファイバースコープが主流として用いられ、検査には5分~10分ほどの時間がかかります。




追伸:

子宮筋腫を自宅で改善させるなら、こちらのサイトが役に立ちますよ!


        ↓  ↓  ↓ 


自宅で子宮筋腫を直すには